昨夜、NHKで以下のようなニュース報道がされていました。
一部抜粋して掲載します。
~~~ 現金10万円の一律給付を受けるためのオンライン申請が今月1日から順次、始まっています。申請にはマイナンバーカードの暗証番号が必要ですが、連休明けの7日、それを忘れたという人が、再設定のため、各地の自治体の窓口を相次いで訪れました。
現金10万円の一律給付は、市区町村から送られてくる申請書を返送して申請するか、マイナンバーカードを使って専用のサイトでオンライン申請をする必要があります。
このうちオンライン申請は、今月1日から順次、始まりましたが、連休明けの7日、オンライン申請に必要なマイナンバーカードの暗証番号を忘れたという人が各地の自治体の窓口を相次いで訪れました。
自治体の窓口でないと暗証番号を再設定できないからで、このうち、東京都港区役所の芝地区総合支所は午前中から窓口が混雑し一時4時間待ちの状態となりました。 ~~~
窓口で4時間待ち・・・・・・
新型コロナウイルスの感染を防ぐため、郵送方式かオンライン方式での申請となった今回の特別定額給付金。
3密(密閉、密集、密接)を避けるはずが、逆に3密を発生させる要因になっています。
オンライン申請の最大のメリットは、自宅に居ながらにして迅速に手続きができるという点にありますが、そのオンライン申請をするために役所に出向き長時間待たされるとは。
簡単にマイナンバーカードの暗証番号の再設定ができてしまうのも困りますが、今回は本末転倒という言葉が頭に浮かびました。
普段利用するサイトの多くが、比較的簡単にパスワードなどの再設定が可能なので管理に対する意識が甘くなっているかもしれません。
暗証番号などの管理をもう一度見直そうと思いました。
オンライン申請も思い立ったらすく可能というわけではなく、マイナンバーカードが交付されている(通知カードではダメ)、署名用電子証明書の暗証番号を設定している(交付時に任意設定)ことが大前提です。
また、パソコンからの申請にはICカードリーダーが必要で、スマートフォンからはマイナポータルAPという専用のアプリのダウンロードをしておくなど、それなりの環境を整えておく必要があります。
便利なオンラインの手続きも、スムーズに進めるためには事前の準備が大切ということがわかりました。
今回の特別定額給付金、必要としている方に早く支給されることを願います。